犯罪被害者保護制度の概要

gf1950145872l犯罪被害者保護制度とは、犯罪の被害にあった当事者である被害者はもちろん、その家族を刑事裁判の手続きによって被るであろう被害から保護するための制度のことです。
犯罪被害にあった人やその家族は、事件が起こった後にも様々な苦難を強いられることがあり、その一つが刑事裁判に参加するときです。証人喚問や意見陳述を行うときなどに、加害者と出来るだけ顔を合わせずに済むような措置をとったり、性犯罪被害者の氏名や住所などを公開している法廷で明らかにしないなどの配慮がこれにあたります。
近頃では裁判員制度の影響から犯罪被害者が裁判において意見を述べて、受けた被害にふさわしい刑罰を加害者に与えられるようにする努力もなされています。
また、犯罪被害者は刑事裁判だけではなく民事訴訟を起こして加害者に損害賠償請求などの訴訟を起こすことも出来るため、そのような場合、裁判中に刑事事件の記録を閲覧したり謄写したりすることも可能です。
犯罪被害者やその家族が少しでも被害から立ち直り、二次被害にあわないようにと設立された制度であるため、犯罪被害者救援のために無くてはならない大切な制度の一つだといえるでしょう。国民の一人として誰でも知っておきたい重要な制度です。